壬生六斎念仏講中は盂蘭盆での奉納、祇園祭綾傘鉾囃子方としての活躍の他にも年間を通して様々な場所で公演を行っております。ここではその活動について紹介していきます。
壬生寺 盂蘭盆会 奉納(2024年)
【公演日】
令和6年(2024年)8月9日(金)19:00~20:30
【場 所】
壬生寺境内 本堂前
【演 目】
①寄せ太鼓 ②発願 ③鉄輪 ④越後獅子 ⑤四ツ太鼓 ⑥四季 ⑦花京娘 ⑧祇園囃子 ⑨手毬唄 ⑩海士 ⑪巴鼓 ⑫太鼓獅子 ⑬獅子舞 ⑭結願
【概 要】
毎年8月9日、壬生寺に於いて催される「お精霊さん迎え鐘」にて一山打ち(いっさんうち)の奉納を行いました。
令和6年(2024)は新たに高校生を含む5名の女性メンバーと3名の男子メンバーが参加。
特に女性メンバーの参加は長い壬生六斎念仏の歴史においても初であったため、新聞各社にも取り上げていただきました。
演目「花京娘」は盂蘭盆会の一山打ちにおいては初披露となりました。
【参 考】
・「壬生六斎」に女性メンバー誕生、活動熱望で開かれた門戸(産経新聞)
・京都市中京区の「壬生六斎念仏」に初の女性 壬生寺の奉納でデビュー「性別関係なく後世に」(京都新聞)
・「壬生六斎念仏」女性に門戸…高校生ら5人、9日上演へ特訓。男女問わず祭りや芸能に参加できる未来へ(読売新聞)
元祇園 梛神社 綾傘鉾お囃子奉納(2024年)
【公演日】
令和6年(2024年)7月6日(土)11:45~12:30
【場 所】
元祇園 梛神社
〒604-8821 京都府京都市中京区壬生梛ノ宮町18-2
【主 催】
元祇園 梛神社
【演 目】
①祇園囃子 ②棒振ばやし
【概 要】
元祇園 梛神社は平安時代、疫病の流行を鎮めるため播磨国飾摩(しかま)より牛頭天王を勧請し鎮疫祭を行ったのが起源とされています。のちに今の祇園社(八坂神社)に遷座されたことから「元祇園社」と呼ばれるようになりました。
綾傘鉾囃子方保存会は、まだ記憶にも新しい“コロナ禍”の令和3年(2021年)より、疫病退散を願ってこの元祇園 梛神社でのお囃子奉納を行っております。壬生の地域に住む我々にとっても、この場所でお囃子をさせていただくことは特別な想いがあります。
本神事はお蔭様で4年目を迎えました。当日も神事拝礼の後、お囃子を奉納させていただきました。
京都の六斎念仏「壬生六斎念仏」実演(2024年)
【公演日】
令和6年(2024年)5月11日(土)16:00~17:00
【場 所】
京都大学時計台国際交流ホール(京都大学 百周年時計台記念館内)
【演 目】
①発願 ②鉄輪 ③花京娘(はなみやこ) ④海士 ⑤四ツ太鼓 ⑥祇園囃子 ⑦巴鼓 ⑧獅子舞 ⑨結願
【概 要】
主催である「国際文化政策研究教育学会(京都市民大学院)」の「都市・地域間交流を通じた次世代育成をめざした塾づくり」研究公演の一環として上演させていただきました。2024年度より当講中に新しく入会し、これからの「壬生六斎」を担っていく若者たちを中心に据えた一山打ちを行いました。また、芸物の新演目である「花京娘(はなみやこ)」は本公演が初披露となりました。
音羽山 清水寺 千日詣奉納(2023年)
【公演日】
令和5年(2023年)8月11日(金・祝)山の日 15:00~16:00
【場 所】
音羽山 清水寺 本堂 舞台
【演 目】
①寄せ太鼓 ②発願 ③鉄輪 ④四季 ⑤四ツ太鼓 ⑥越後獅子 ⑦巴鼓 ⑧祇園囃子 ⑨太鼓獅子 ⑩獅子舞 ⑪結願
【概 要】
毎年8月9日~16日の間、音羽山 清水寺に於いて催される「千日詣り」会期中は一日の参詣が千日分の功徳に相当するとされ、多くの人々が訪れます。2022年に引き続き「清水の舞台」で奉納させていただきました。
壬生寺 盂蘭盆会 奉納(2023年)
【公演日】
令和5年(2023年)8月9日(水)19:00~20:30
【場 所】
壬生寺境内 本堂前
【演 目】
①寄せ太鼓 ②発願 ③鉄輪 ④願人坊主 ⑤越後獅子 ⑥祇園囃子 ⑦四季 ⑧手毬唄 ⑨海士 ⑩巴鼓 ⑪太鼓獅子 ⑫獅子舞 ⑬結願
【概 要】
毎年8月9日、壬生寺に於いて催される「お精霊さん迎え鐘」にて一山打ち(いっさんうち)の奉納を行いました。
令和5年(2023)には「越後獅子」の演目で実に50年ぶりに晒布芸を入れた踊りを披露しました。